普段全然絵を描かない人は、画材を乱暴に扱うので困る話

先日、水彩色鉛筆を使って年賀状を描くと言うイベントに出くわした事を友人が意気揚々と話している所を目にしたので、つい最後まで聞いてみる事にした所です。

その話では、今まで普段から殆ど絵を描いたことが無い人が集まって、年賀状サイズの水彩紙に水彩色鉛筆と言う、描いた後水で濡らした筆でなぞって行くだけで水彩絵の具で絵を描いたかの様な絵が描ける画材の様でした。

普段から絵を描いたことが無い様な人ばかりがテーブルで顔を突き合わせて描いているのですが、参加者の殆ど全員が色鉛筆の扱いが最悪だったと言って居ましたね。

どんな風に最悪だったのか?と言うと、色鉛筆の特性上芯が柔らかい事をほぼ全員が失念していて、力任せにガシガシと紙の白い部分に色を塗りたくっていると、当然その力で芯がバキバキと折れて行ってしまうのです。

芯が折れた鉛筆を削って返すこともしないでそのまま折れたまま色鉛筆のケースに入れていたので、ある意味マナーがなっていなかった事を友人は反省している様でした。

多分その色鉛筆は、その年賀状を描く企画を発案した人のモノだと思うので、芯をバキバキにされて帰ってきた色鉛筆を見た時の心境はいかばかりか?と思うと、心が痛みます。

出来れば参加者の人は、最後に色鉛筆を使い終わった時に綺麗に削りなおしてから返した方が良かったと思うのです。

もし、こんな感じのイベントに参加する事になったりまたは、誰かに色鉛筆を借りる機会に出くわした場合は、乱暴に扱わずに自分のモノの様に大切に扱って欲しいと思います。

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